パソコンで作曲、DTMの定番DAWソフト「Steinberg Cubase」(スタインバーグ
キューベース)。
※以下、Cubase
Pro11(Win版)での操作です。自分の備忘録を兼ねて手順を残しておきます。サイドチェーンについては理解している方向けの内容です。
通常サイドチェインはドラムのキック音をトリガーにして行う方法ががスタンダードですが、キックが複雑に動いていたりして思い通りに効果が得られない、普通に4つ打ちをトリガーにしたいって時があります。
そんな時、別途ドラムトラックを作成し4つ打ちのキックを作りそれをトリガーにしてサイドチェインを掛けるのですが、普通にやるとキックの音が鳴ってしまいますが以下の方法でサイドチェーンの効果を残したままキックの音(トリガー音)を消すことができます。
1.普通のサイドチェイン
下図はRetrologueにコンプを挿し、サイドチェーンでAddictive
Drumsの4つ打ちをトリガーにしている状態です。
このままだとサイドチェーンの効果は得られていますがドラムのキック音も鳴ってしまいます。フェーダーでドラムの音を下げるとサイドチェインの効果が失われてしまいます。
2. Sendsをプリにしてドラム(トリガー音)のボリュームを0にする。
Addictive Drums(トリガー音のトラック)のSendsをポストからプリに変更します。これでフェーダーを下げても(無音にしても)サイドチェーンの効果が得られます。※ポストからプリに変更するにはSends部分のスピーカーみたいなアイコンをクリックします。
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