cubase9.5が起動しない。「Windows10 October 2018 Update 」が原因?

DTMの定番DAWソフトCubase(キューべース) Pro 9.5。Steinberg(スタインバーグ)の公式発表ではWindows10の対応状況(互換性)では「1803 / Spring Creators」となっていますが、October 2018 Update 1809 Redstone5で正常に動作するか、実際にOSのアップデートし検証(テスト)してみました。
【先に結論】起動時にWindows10 April Update 2018(Version 1803) にアップデートした時と同じ現象(起動しない不具合)が起きました。以下、自分が行った手順と解決方法です。
※サポート対象外になりますので自己責任でお願いします。

準備:プロファイルマネージャーで現在の設定を保存

何かあったら怖いのでプロファイルマネージャー(Cubase 8.5 より搭載された機能)を使って設定をバックアップしておきます。
≪補足:プロファイルマネージャーでは以下の設定を保存できます≫

  • 環境設定
  • すべてのウィンドウのツールバー設定
  • グローバルワークスペース
  • トラックコントロールの設定
  • トラックコントロールのプリセット
  • 入出力バスのプリセット
  • プラグインコレクション
  • クオンタイズプリセット
  • クロスフェードプリセット
  • キーボードショートカット

手順1:ファイルからプロファイルマネージャーを選択


手順2:チェックマークがついてるプロファイルを選択し「書き出し」をクリック


手順3:名前を付けて保存する

とりあえず準備完了。何か問題が発生しcubase自体を再インストールになった場合、このプロファイルを読み込むことで設定を復元できます。

PCをOctober 2018 Update 1809 Redstone 5にアップデート

※詳細は割愛
アップデート完了

Cubase Pro 9.5を起動:問題発生

Cubase Pro 9.5を起動すると、最初eLicenser Controlから以下ののメッセージ
「Soft-eLiceneser doesn't have enought permissions to run properly.Please run LCC to fix this problem.」
(訳)soft-eLiceneserには、正しく実行するための十分な権限がありません。この問題を解決するためにLCCを実行してください

これを「OK」または「×」をクリックすると、今度は「インストールの準備中」と表示されて先に進めず・・・
この現象はWindows10 April Update 2018(Version 1803) にアップデートした時と全く同じ現象です。

やはりというか、想定内なので当時と同じ対処をしていきます。

対応1:soft-eLiceneserを「管理者として実行」

アイコンを右クリック(またはProgram Files (x86)内の「eLCC.exe」を右クリック)→「管理者で実行」)
画面の指示に従い「メンテナンスタスクタスクを実行」で解決

対応2:Yamaha Steinberg USB Driverをアンインストール→再インストール

コントロールパネルから既存のYamaha Steinberg USB Driverをアンインストール


最新の「Yamaha Steinberg USB Driver」をダウンロードしPCにインストール

以下のページから「Yamaha Steinberg USB Driver ダウンロードページ」へ進み、最新のドライバーをダウンロードしPCにインストール

これでWindows10(October 2018 Update 1809 Redstone 5)上でCubase Pro 9.5が起動するようになりました。(環境設定などの設定に問題はないようです)

操作上の不具合等が発生したらまた記事にしたいと思います。(その時はCubase Pro 10にアップグレードすると思いますが・・)

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